活動報告

【オフィス移転】余った文房具を寄付しよう|処分コスト削減と社会貢献の両立

オフィス移転のたびに頭を悩ませる、大量の文房具。

各部署の引き出しから出てくる未使用のボールペン、誰も使わなくなった蛍光マーカー、余っているクリアファイル、開封していない付箋紙…。
オフィスには、想像以上に大量の文房具が眠っています。

「新オフィスには持っていかない」と決めても、処分するのにもコストがかかります。
産業廃棄物として処理すれば数万円から数十万円の費用が発生し、担当者の手間も相当なもの。
かといって、まだ使える文房具を大量に捨てるのは、環境面でも企業イメージ的にも避けたいところです。

そんな時の選択肢が、「文房具の寄付」です。

オフィス移転で不要になった文房具を寄付することで、処分コストの削減、社会貢献活動の実績作り、そしてSDGsへの取り組みとして対外的にアピールできる、一石三鳥の効果が得られます。

今回は、オフィス移転時の文房具寄付について、具体的な方法とメリットを詳しくご紹介します。

\不用品寄付をお考えの方へ/

オフィス移転で余る文房具の実態

まず、オフィス移転でどれだけの文房具が余るのか、その実態を見てみましょう。

驚くほど溜まっている場所

各デスクの引き出し

社員一人あたり、平均10〜20本のペン類を保有していると言われています。
50名規模のオフィスなら、500〜1,000本のペンが存在する計算です。

共有の文房具棚

各部署に設置されている文房具棚には、「念のため」と多めに発注した在庫が眠っています。

倉庫・バックヤード

過去に大量発注した残りや、廃番になった商品、イベント用に購入して余ったものなど。

会議室

ホワイトボードマーカー、付箋、クリップなど、会議室にも意外と文房具が集まっています。

なぜこんなに余るのか

個人での購入・持ち込み

会社支給以外に、個人で好みのペンを購入して使っている社員も多く、支給品が余ります。

「もらう文化」

営業先や展示会で配布されるノベルティのペンやメモ帳が、各デスクに蓄積されます。

過剰在庫

「切らしたら困る」という心理から、多めに発注した結果、使い切れずに在庫が積み上がります。

業務変化による不要化

ペーパーレス化、デジタル化により、以前は必需品だった文房具が使われなくなります。

文房具処分にかかるコスト

文房具を処分する場合、以下のようなコストが発生します。

直接的なコスト

産業廃棄物処理費用

段ボール1箱分:1,000〜3,000円
大量の場合:トラック1台分で30,000〜100,000円

作業員の人件費

仕分け、梱包、運搬作業に要する時間を人件費換算すると、かなりの額になります。

間接的なコスト

社員の作業時間

通常業務を止めて、文房具の仕分けや処分作業に時間を割くことになります。

管理コスト

処分業者の選定、見積もり取得、契約手続きなど、総務部門の負担が増加します。

機会損失

処分にかかる時間とコストを、本来の業務に使えたとしたら?その機会損失も無視できません。

文房具寄付がもたらす企業メリット

オフィス移転時の文房具を寄付することで、企業には多くのメリットがあります。

1. コスト削減効果

処分費用がゼロに
産業廃棄物処理費用が不要になります。送料はかかりますが、処分費用と比較すれば大幅な削減です。

作業効率の向上
「使えるもの」と「ゴミ」を細かく分ける必要がなく、仕分け作業が簡単になります。

時間の節約
寄付としてまとめて送るだけなので、処分業者との煩雑なやり取りが不要です。

2. CSR活動の実績

社会貢献活動として
文房具寄付は、明確な社会貢献活動の一つです。SDGsの目標達成にも寄与します。

対外的なアピール
ホームページや会社案内に掲載できる
採用活動でのCSRアピール材料
取引先や顧客へのイメージアップ

社内の意識向上
社員の社会貢献意識が高まり、企業文化の醸成に繋がります。

3. 環境への配慮

SDGs目標への貢献
目標12:つくる責任つかう責任
目標4:質の高い教育をみんなに
目標17:パートナーシップで目標を達成しよう

サーキュラーエコノミーの実践
廃棄せずに循環させることで、資源の有効活用を実現します。

4. 企業イメージの向上

地域社会との連携
地域の学校や施設への寄付として、地域貢献活動にもなります。

従業員満足度の向上
社会貢献活動に参加できることで、社員のモチベーションアップに繋がります。

オフィスで寄付できる文房具の種類

オフィスにある文房具のほとんどが、寄付対象となります。

特に需要が高い文房具

筆記用具

ボールペン(未使用・使いかけOK)
シャープペンシル
鉛筆
蛍光マーカー
サインペン
マジックペン
万年筆

ノート・紙類

ノート(未使用・新品)
メモ帳
ルーズリーフ
レポート用紙
コピー用紙(未開封)

ファイル・バインダー類

クリアファイル
ファイルボックス
バインダー
フラットファイル
パイプファイル

事務用品

ホッチキス・ホッチキス針
クリップ類
付箋紙
テープ類(セロテープ、両面テープ)

修正テープ・修正液
定規
カッター・はさみ

デスク周り用品

ペン立て
デスクトレー
デスクマット
ブックスタンド

その他

電卓
印鑑
スタンプ台
朱肉
名刺入れ

特に喜ばれる企業文房具

未使用の良質な文房具
法人向けの品質の良い文房具は、一般家庭では購入しにくく、重宝されます。

機能性文房具

多色ボールペン
消せるボールペン
高機能マーカー
デザイン性の高い付箋

大量在庫品
同じ商品が大量にある場合、学校や施設で一括使用できるため特に喜ばれます。

寄付の注意点

使用可能な状態であること

インクが出る
粘着力がある(テープ、付箋など)
破損していない

社名入りの文房具
ノベルティなど社名が入っているものも、実用性があれば寄付可能です。ただし、気になる場合は別途ご相談ください。

企業秘密の扱い
社内資料が付着したメモ帳などは、必ず除去してから寄付してください。

企業としての文房具寄付の進め方

オフィス移転時に、効率的に文房具寄付を行う手順をご紹介します。

ステップ1:社内告知(移転の1〜2ヶ月前)

全社員への周知

文房具寄付プロジェクトの目的と意義を説明
対象となる文房具のリストを配布
期限と回収方法を明確に

部署ごとの担当者選定 各部署に文房具回収の担当者を置くと、スムーズに進みます。

ステップ2:文房具の回収(移転の3〜4週間前)

回収ボックスの設置 各フロアや部署に回収用の段ボール箱を設置します。

仕分けのルール

使用可能なもの
明らかなゴミ この2つに分けるだけでOK。細かい分類は不要です。

個人デスクの整理 社員各自に、自分のデスクから不要な文房具を回収ボックスに入れてもらいます。

ステップ3:種類別の仕分け(移転の2〜3週間前)

大まかなカテゴリー分け

筆記用具
ノート・紙類
ファイル類
その他

完璧に分ける必要はありません。大まかな分類で十分です。

ステップ4:梱包

段ボール箱への詰め方

重いものは小さい箱、軽いものは大きい箱
一箱の重さは20kg以下を目安に
箱の外側に「文房具」と記載

破損防止 ハサミやカッターなど、尖ったものは新聞紙で包むと安全です。

ステップ5:発送または持ち込み

まとめて発送 複数箱ある場合は、一度に集荷依頼をすると効率的です。

直接持ち込み 大量の場合は、トラックで直接持ち込むことも可能です。事前にご相談ください。

ステップ6:社内外への報告

社内報告

寄付した文房具の総量
削減できた処分コスト
社員への感謝のメッセージ

対外発表

CSR報告書への記載
ホームページでの報告
プレスリリース

リサイクルはまちゃんでの不要品寄付の流れ

① 梱包・準備

お送りいただく品物の状態に合わせ梱包してください。
直接お持ち込みの場合も、移動中の破損を防ぐため適切な梱包をおすすめします。

② 発送または直接お持ち込み

発送の場合

ご自宅への集荷依頼やお近くの配送センターから弊社へお送りください
送料はお客様にご負担をお願いしております
送り状の品名欄には具体的に「衣類」「おもちゃ」などと記載ください
※「寄付品」「不用品」などの記載は運送会社側で書き直しになる場合があります

直接お持ち込みの場合 受付時間内に下記拠点へお越しください。

【リサイクルはまちゃん】
〒573-0102
大阪府枚方市長尾家具町1-7-7
電話:0120-514-420

大阪で不用品寄付をお考えの方は

【リサイクルはまちゃん岡山営業所】
〒709-0855
岡山県岡山市東区瀬戸町沖240-1-101
電話:0120-514-420

岡山で不用品寄付をお考えの方は

【リサイクルはまちゃん千葉営業所】
〒278-0051
千葉県野田市七光台427-12-A-101
電話:0120-514-420

千葉で不用品寄付をお考えの方は

【リサイクルはまちゃん京田辺ヤード】
〒610-0343
京都府京田辺市大住責谷55番地1
電話:0120-514-420

京都で不用品寄付をお考えの方は

③ 各種支援団体への寄付

孤児院施設等の各種支援団体へ弊社から寄付を行います。
寄付情報については活動報告にて公開致します。

寄付可能な品物について

当店では、様々な不用品を寄付して東南アジアの子供達を笑顔にする取り組みを行っております。
お家にあるいらなくなった不用品を寄付しませんか?

【家具の処分・引き取りをお考えの方へ】

家具の引き取りをご希望の方は、家具の横、正面、机なら上からなど全体がわかるように写真をLINEまたはメールでお送りください。
事前に写真を確認させていただき、引き取りが可能か判断させていただきます。

【家電の処分・寄付をお考えの方へ】

家電は再利用可能なものが多いです。
ただし、冷蔵庫、テレビ、洗濯機については、種類や状態によっては引き取りが難しい場合がございます。
これらの家電の引き取るを希望される場合は、お手数ですが一度お問い合わせください。

>取扱品目を詳しく見る

お送りいただけないもの

海外へ輸出できない不用品については弊社が国内でリユース販売し、
その売上金の一部をワクチン寄付や国内外の各団体等への支援金として活用いたします。

文房具寄付で実現する企業の未来

オフィス移転時の文房具寄付は、単なるコスト削減策ではありません。

社会と繋がる企業
寄付を通じて、企業が社会の一員として貢献する姿勢を示せます。

従業員の誇り
自分の会社が社会貢献している実感は、従業員の誇りとモチベーションに繋がります。

持続可能な経営
環境に配慮し、資源を循環させる取り組みは、企業の持続可能性を高めます。

ステークホルダーからの評価
CSR活動に積極的な企業として、投資家、取引先、顧客からの評価が向上します。

文房具という小さなアイテムから始まる社会貢献。それは、企業の大きな一歩になるはずです。

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