【コンテナ詰め込み報告】大阪から東南アジアへ|40フィートコンテナ半分の寄付品を送り出しました

リサイクルはまちゃん大阪本社から、東南アジアの支援先へ向けて、寄付品を積んだコンテナを送り出しました。
今回は、40フィートコンテナの半分を埋めるほどの寄付品を積み込みました。
コンテナ詰め込み作業の報告をブログでお伝えするのは久しぶりとなります。
実際の作業の様子と、東南アジアへ届く寄付品についてご紹介します。
\不用品寄付をお考えの方へ/
目次
夜間のコンテナ詰め込み作業

深夜、大阪本社の倉庫前に大型トラックが到着しました。
40フィートコンテナを積んだトラックです。
街灯に照らされた営業所では、スタッフが次々と寄付品をコンテナへ運び込む準備を進めています。
作業の様子
夜間作業の理由
- 日中の営業に支障をきたさない
- 交通量の少ない時間帯での搬送
- 翌日の出港に向けた準備
- 気温の低い時間帯での体力的な負担軽減
安全対策
倉庫周辺には交通整理のコーンが設置され、安全に作業が進められています。
スタッフは反射ベストを着用し、夜間でも視認性を確保しています。
40フィートコンテナについて
今回使用したのは、国際海上輸送で標準的に使われる40フィートコンテナです。
コンテナの仕様
サイズ
- 長さ:約12メートル
- 幅:約2.4メートル
- 高さ:約2.6メートル
- 容積:約67立方メートル
今回の積載量
40フィートコンテナの半分を埋めるほどの寄付品を積み込みました。これは、約33〜34立方メートルの容量に相当します。
半分の積載量の意味
「半分」という量は、決して少ないわけではありません。むしろ、段ボール箱で換算すると数百箱分、スーツケースだけでも数十個が収まる、非常に大きな量です。
コンテナに詰め込まれた寄付品


スーツケース・旅行鞄
コンテナ内部の写真を見ると、実に多くのスーツケースが積み込まれています。
様々な色のスーツケース
- 黒色(最も多い)
- 青色・水色
- 紺色・ネイビー
- 緑色
- 紫色
- その他のカラー
ハードケースとソフトケースが混在し、大小様々なサイズのスーツケースがコンテナ内部にびっしりと並べられています。
スーツケースの効率的な積み方
- 大きいスーツケースを底に配置
- 隙間を小さいスーツケースで埋める
- 縦横を工夫して空間を最大限活用
- 安定性を考慮した配置
ぬいぐるみ
実際に積み込むと目立つぬいぐるみの多さ
コンテナの上部を見ると、カラフルなぬいぐるみがたくさん積まれています。今回のコンテナ詰め込みで特に印象的だったのが、ぬいぐるみの圧倒的な量です。
確認できるぬいぐるみ
- 黄色のキャラクター(プーさんなど)
- ピンク・紫色のキャラクター
- 白色のぬいぐるみ
- その他カラフルなぬいぐるみ
ぬいぐるみが目立つ理由
- 色が鮮やか
- サイズが大きい
- ふわふわした素材感
- コンテナの上部に配置されている
倉庫で仕分けしている時は気づきにくいのですが、実際にコンテナへ積み込んでみると、その量の多さに驚かされます。
皆様から寄付していただいたぬいぐるみの一つひとつが、子どもたちの元へ届きます。
段ボール箱
コンテナの下部には、段ボール箱が整然と並べられています。
番号が振られた段ボール箱は、中身の種類や送り先ごとに分類されています。
段ボール箱に入っているもの
- 衣類
- 雑貨
- 文房具
- キッチン用品
- おもちゃ
- その他の寄付品
その他の寄付品
- 衣類(黒いジャケットなどが見える)
- バッグ類
- 傘のような長物
- 家庭用品
- 扇風機などの家電(Cooler Zのパッケージが見える)
スーツケースを活用した寄付の効率化
今回、特に多くのスーツケースが積み込まれました。
スーツケースは単なる寄付品ではなく、他の寄付品を運ぶための「梱包材」としても活用されています。
スーツケース活用のメリット
1. 一石二鳥の寄付
スーツケース本体も寄付品、中身も寄付品という効率的な方法です。
2. 保護性能
ハードケースは中身をしっかり保護します。衣類や雑貨を入れることで、輸送中の破損を防ぎます。
3. 輸送後の活用
現地到着後も、スーツケースは収納ケースや旅行鞄として長く使用できます。
4. 梱包材の削減
段ボール箱や緩衝材を減らせるため、環境にも優しい方法です。
コンテナ詰め込みの技術
限られたスペースに最大限の寄付品を積み込むには、経験と技術が必要です。
効率的な積み込みのポイント
重量バランス
- 重いものを下に
- 軽いものを上に
- 左右のバランスを考慮
空間の最大活用
- 隙間を作らない
- 異なるサイズの組み合わせ
- 立体的な空間利用
取り出しやすさ
- 現地での荷下ろしを考慮
- 種類ごとのグループ化
- 番号や目印の活用
安全性
- 崩れないよう固定
- 輸送中の揺れを考慮
- 破損しやすいものの保護
コンテナ輸送の意義
まとまった量を一度に届けられる
個別に発送するよりも、コンテナで一度にまとめて送ることで、効率的に多くの寄付品を届けることができます。
コストの削減
大量輸送により、1個あたりの輸送コストを抑えることができます。これにより、より多くの寄付金を他の支援活動に充てることができます。
計画的な支援
定期的なコンテナ輸送により、支援先のニーズに合わせた計画的な物資提供が可能になります。
品質の維持
短期間での輸送により、寄付品の品質を保ったまま届けることができます。
皆様の寄付が形になる瞬間
倉庫に集まった一つひとつの寄付品が、コンテナに詰め込まれ、東南アジアへ向けて出発する。この瞬間こそ、皆様の善意が形になる大切な時です。
寄付者の皆様へ
あなたの寄付品も、このコンテナに入っています
大阪本社に持ち込まれた、あるいは宅配便で送られてきた寄付品の多くが、今回のコンテナに積み込まれました。
- 10月に寄付されたぬいぐるみ
- スーツケースとその中身
- 段ボール箱に詰められた雑貨
- 衣類やバッグ類
すべてが、子どもたちの元へ向かっています。
次のコンテナ準備も進行中
今回のコンテナ発送が完了し、すでに次のコンテナに向けた寄付品の受け入れと仕分けが始まっています。
引き続き寄付を受け付けています
特に必要とされている品物
スーツケース・バッグ類
衣類(子供服、大人服)
ぬいぐるみ・おもちゃ
文房具
日用品・雑貨
リサイクルはまちゃんでの不用品寄付の流れ

寄付の流れ
① 梱包・準備
お送りいただく品物の状態に合わせ梱包してください。
直接お持ち込みの場合も、移動中の破損を防ぐため適切な梱包をおすすめします。
② 発送または直接お持ち込み
発送の場合
ご自宅への集荷依頼やお近くの配送センターから弊社へお送りください
送料はお客様にご負担をお願いしております
送り状の品名欄には具体的に「衣類」「おもちゃ」などと記載ください
※「寄付品」「不用品」などの記載は運送会社側で書き直しになる場合があります
直接お持ち込みの場合 受付時間内に下記拠点へお越しください。
【リサイクルはまちゃん】
〒573-0102
大阪府枚方市長尾家具町1-7-7
電話:0120-514-420
【リサイクルはまちゃん岡山営業所】
〒709-0855
岡山県岡山市東区瀬戸町沖240-1-101
電話:0120-514-420
【リサイクルはまちゃん千葉営業所】
〒278-0051
千葉県野田市七光台427-12-A-101
電話:0120-514-420
【リサイクルはまちゃん京田辺ヤード】
〒610-0343
京都府京田辺市大住責谷55番地1
電話:0120-514-420
③ 各種支援団体への寄付
孤児院施設等の各種支援団体へ弊社から寄付を行います。
寄付情報については活動報告にて公開致します。
寄付可能な品物について
当店では、様々な不用品を寄付して東南アジアの子供達を笑顔にする取り組みを行っております。
お家にあるいらなくなった不用品を寄付しませんか?
- ゲーム機
- 玩具・ぬいぐるみ
- ベビー用品
- ファッション雑貨
- キッチン用品
- 食器
- カバン・衣類・靴
- 楽器・音響機器
- 釣具
- アウトドア用品
- 工具・農機具
- 家電
- カメラ・電化製品
- 腕時計
- スポーツ用品
- 雑貨・その他
【家具の処分・引き取りをお考えの方へ】
家具の引き取りをご希望の方は、家具の横、正面、机なら上からなど全体がわかるように写真をLINEまたはメールでお送りください。
事前に写真を確認させていただき、引き取りが可能か判断させていただきます。
【家電の処分・寄付をお考えの方へ】
家電は再利用可能なものが多いです。
ただし、冷蔵庫、テレビ、洗濯機については、種類や状態によっては引き取りが難しい場合がございます。
これらの家電の引き取るを希望される場合は、お手数ですが一度お問い合わせください。
※ひどく汚れている・破けているなどの修復不可能な不用品に関しては、寄付できる状態ではないため処分いたします。
海外へ輸出できない不用品については弊社が国内でリユース販売し、
その売上金の一部をワクチン寄付や国内外の各団体等への支援金として活用いたします。
まとめ:コンテナ一つに詰まった希望




40フィートコンテナの半分を埋めた寄付品。
その中には、数え切れないほどの善意と、子どもたちへの希望が詰まっています。
夜間の静かな倉庫で、スタッフが一つひとつ丁寧に積み込んだスーツケース、ぬいぐるみ、段ボール箱。
それらすべてが、数週間後には東南アジアの子どもたちの手に渡ります。
特に印象的だったのは、実際にコンテナへ積み込むことで改めて実感した、ぬいぐるみの圧倒的な量です。
皆様から寄付していただいた一つひとつのぬいぐるみが、子どもたちの笑顔を作ります。
コンテナは既に出発し、東南アジアへ向かっています。
次のコンテナに向けて、引き続き寄付品の受け入れを行っています。
あなたの寄付品も、次のコンテナに積み込まれる日を待っています。
