【学校・PTA】バザー後の余剰品を寄付|雑貨・文房具の活用事例で次の学校を支援

「今年もバザーで、たくさん売れ残ってしまった…」
学校やPTAのバザー。子どもたちや地域のために一生懸命準備したのに、当日売れ残った品物が段ボール何箱も。
「これ、どうしよう…」
「来年まで保管する場所がない」
「役員の誰かが引き取る?でも、みんな困るよね」
「処分するのも、もったいないし…」
バザー後の余剰品処分は、毎年、PTA役員を悩ませる問題です。
寄付してくださった保護者の気持ちを思うと、簡単に捨てるわけにもいきません。
実は、バザーで余った品物は「寄付」という形で、他の学校や施設で活用することができます。
雑貨や文房具は、教育現場や支援施設で常に必要とされているアイテムです。
今回は、学校・PTA向けに、バザー余剰品の寄付について、具体的な方法をご紹介します。
\不用品寄付をお考えの方へ/
目次
学校バザーの余剰品問題
まず、なぜバザーで品物が余るのか、その現状を見てみましょう。
余剰品が出る理由
集まりすぎる寄付品
保護者の協力で、予想以上に多くの品物が集まります。特に、各家庭の不用品を持ち寄るバザーでは、量のコントロールが難しいです。
需要と供給のミスマッチ
- 子ども服は余りやすい
- 食器や雑貨も余りがち
- 文房具は比較的売れる
- 手作り品は人気
価格設定の難しさ
安すぎると利益が出ず、高すぎると売れ残る。適正価格の判断が難しいです。
来場者数の変動
天候、学校行事、地域の状況などで、来場者が予想より少ないことも。
余剰品の保管問題
保管場所がない
学校の倉庫は限られており、次回まで保管するスペースがありません。
管理の負担
誰が、どこに、どう保管するのか。管理責任も曖昧になりがちです。
劣化のリスク
1年保管すると、カビ、色あせ、破損などのリスクがあります。
処分の心理的ハードル
寄付してくれた保護者への申し訳なさ 「
せっかく持ってきてくれたのに、捨てるなんて…」
もったいない精神
まだ使える品物を処分するのは、誰もが躊躇します。
役員の負担
処分作業も、誰かがやらなければなりません。
バザー余剰品を寄付するメリット
余剰品を寄付することで、様々なメリットがあります。
1. 保管スペースの問題解決
倉庫がすっきり
次回のバザーまで抱えこまず、すぐに整理できます。
管理負担の軽減
保管責任から解放されます。
2. 処分費用の削減
ゴミ処理費用不要
大量の不用品を処分すると、ゴミ処理費用がかかります。寄付なら送料のみです。
予算の有効活用
節約した費用を、子どもたちの教育活動に回せます。
3. 社会貢献活動としての価値
PTA活動の意義
単なるバザーではなく、「社会貢献活動」としてアピールできます。
保護者への報告
「余剰品は○○施設に寄付しました」と報告できれば、寄付してくれた保護者も納得します。
4. 教育的効果
子どもたちへの教育
「余ったものが、他の学校の子どもたちの役に立つ」という事実は、素晴らしい教育材料です。
SDGsへの取り組み
資源の有効活用、社会貢献として、SDGs教育の実践例になります。
5. 役員の負担軽減
処分作業不要
梱包して送るだけなので、処分作業より簡単です。
精神的負担の軽減
「捨てる」罪悪感から、「役立てる」満足感へ。
6. 次年度への引継ぎ問題解決
在庫を持ち越さない
「前年度の余り」を次の役員に引き継がなくて済みます。
バザー余剰品で寄付できるもの
バザーで集まる品物のほとんどが、寄付対象となります。
文房具(特に需要が高い)
筆記用具
- ボールペン、鉛筆
- 色鉛筆、クレヨン
- マーカー、蛍光ペン
ノート・紙類
- ノート(未使用)
- メモ帳
- 便箋、封筒
- 折り紙
その他文房具
- 消しゴム
- 定規
- ハサミ
- のり、テープ
- ファイル、クリアファイル
なぜ需要が高いか
学校や学習支援施設で、常に必要とされます。
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雑貨類
生活雑貨
- タオル(未使用または美品)
- ハンカチ
- ティッシュケース
- 小物入れ
キッチン雑貨
- 食器(状態が良いもの)
- タッパー(未使用)
- お弁当箱(美品)
- キッチンツール
インテリア雑貨
- 写真立て
- 花瓶
- 置物(状態が良いもの)
子ども用品
衣類
- 子ども服(状態が良いもの)
- 制服(状態が良いもの)
- 靴(美品)
おもちゃ
- ぬいぐるみ(清潔なもの)
- 知育玩具
- ブロック、パズル
- 絵本
バザー定番のハンドメイド品
手作り品
- 巾着袋
- ランチョンマット
- ティッシュケース
- アクセサリー(ハンドメイド)
需要
施設のバザーや、子どもたちへのプレゼントとして活用されます。
本・CD・DVD
書籍
- 絵本
- 児童書
- 学習参考書
- 雑誌(比較的新しいもの)
CD・DVD
- 子ども向けCD
- 教材DVD
バザーで余りがちな食器
食器類
- お皿、茶碗、コップ
- マグカップ
- カトラリー
- お盆、トレイ
寄付できない・注意が必要なもの
寄付不可
衛生上問題があるもの
- 使用済みの下着類
- ひどく汚れたもの
- カビが生えているもの
破損しているもの
- 割れた食器
- 壊れたおもちゃ
- 機能しない文房具
食品
バザーで余った食品は、衛生上の理由から寄付できません。
事前確認が必要
大型のもの
- 家具
- 大型おもちゃ
写真を送って、事前に確認が必要です。
電化製品
動作確認が必要です。
バザー余剰品寄付の進め方
PTA・学校組織としての寄付の流れをご説明します。
ステップ1:方針決定(バザー前)
事前に決めておく
「余剰品は寄付する」という方針を、バザー前に決めておくとスムーズです。
保護者への周知
バザー用品を募集する際、「余剰品は支援施設に寄付します」と明記すると、保護者の理解も得られます。
ステップ2:バザー終了後の仕分け(当日または翌日)
3つに分類
- 寄付するもの:状態が良く、使えるもの
- 来年に持ち越すもの:人気商品で保管できるもの(少量)
- 処分するもの:破損、汚れがひどいもの
役員で手分け
複数人で作業すると、早く終わります。
ステップ3:梱包(バザー後1週間以内)
カテゴリー別に
- 文房具
- 雑貨
- 食器
- おもちゃ
- 本
大まかに分けると、受け取る側も助かります。
段ボールの準備
バザーで使った段ボールを再利用できます。
一箱の重さは20kg以下
持ち運びやすい重さに。
ステップ4:発送または持ち込み
発送の場合
学校に集荷に来てもらうと、運搬の手間が省けます。複数箱ある場合は、一度にまとめて集荷依頼を。
持ち込みの場合
役員の誰かが車で持ち込める場合は、送料の節約になります。
送料の負担
PTA予算から出すことが一般的です。処分費用と比較すれば、経済的です。
ステップ5:記録と報告
寄付内容の記録
- 寄付日
- 品物の種類と概算数量
- 送料
PTA会計報告に記載できるよう、記録を残します。
保護者への報告
PTA便りや学校のホームページで、「バザー余剰品を○○施設に寄付しました」と報告。寄付してくれた保護者への説明責任を果たします。
子どもたちへの伝達
学級通信や朝会で、子どもたちに伝えることも教育的意義があります。
ステップ6:次年度への引継ぎ
マニュアル化
寄付の流れをマニュアルにしておくと、次の役員が楽になります。
連絡先の共有
リサイクルはまちゃんの連絡先を、次年度に引き継ぎます。
学校・PTAからの寄付の流れ
組織としての寄付は、個人とは少し異なる点があります。
事前相談がスムーズ
お電話での相談
「○○小学校PTAですが、バザーの余剰品を寄付したいのですが」と、まずはお電話を。
概算の量を伝える
段ボール○箱分、という目安をお伝えください。
品物の種類を確認
特殊なものがある場合は、事前に確認すると安心です。
まとめて発送
学校住所から発送
学校に集荷に来てもらうのが最も楽です。
または、役員宅から
一旦役員の自宅に集めて、そこから発送することも可能です。
寄付証明書の発行
希望があれば発行
PTA会計報告や、学校の社会貢献活動の記録として、寄付証明書を発行できます。
継続的な関係
毎年の定例化
一度寄付の流れができれば、次年度以降もスムーズに。「毎年、○○小学校PTAから寄付をいただいています」という関係性ができます。
よくある質問:学校・PTAからの寄付
Q: バザーで売った後の余りですが、状態が悪いものも混ざっています…
A: 寄付前に仕分けをお願いします。明らかに使えないものは、処分してください。判断に迷うものは、写真を送っていただければアドバイスいたします。
Q: 食品が余ったのですが…
A: 申し訳ございませんが、食品は衛生上の理由から寄付できません。
Q: バザー当日に、その場で寄付することはできますか?
A: 事前にご相談いただければ、バザー当日に引き取りに伺うことも検討できます。ただし、日程調整が必要なため、1〜2週間前までにご連絡ください。
Q: 送料はどのくらいかかりますか?PTA予算から出せるか心配です…
A: 段ボールのサイズと数によりますが、処分費用と比較すると安価です。概算が必要な場合は、お気軽にお問い合わせください。
Q: 他の学校と合同で寄付することはできますか?
A: はい、可能です。近隣の複数校でまとめて送ることで、送料も効率的になります。
Q: 寄付したことを、学校のホームページに掲載したいのですが?
A: ぜひ掲載してください。社会貢献活動として、積極的に発信していただいて構いません。
Q: 保護者から「寄付した品物がどうなったか知りたい」と聞かれたら?
A: 寄付先や活用方法について、お伝えできる範囲で説明いたします。活動報告もホームページで公開しておりますので、ご案内ください。
PTA活動としての意義
バザー余剰品の寄付は、単なる処分方法ではありません。
社会貢献活動
目に見える成果
「○箱分を寄付しました」という具体的な成果は、PTA活動の実績になります。
地域への発信
学校が社会貢献に取り組んでいることを、地域にアピールできます。
教育的価値
子どもたちへの教え
- 物を大切にすること
- 助け合いの心
- 資源の有効活用
- 社会貢献の実践
これらを、実際の活動を通じて学べます。
保護者の満足度向上
意義あるバザー
「売上だけでなく、社会貢献にも繋がる」バザーとして、保護者の協力も得やすくなります。
リサイクルはまちゃんでの学校・PTA寄付

学校・PTAからの寄付を歓迎
組織からの大量寄付も、喜んで受け入れいたします。
事前相談で安心
「こんなものも寄付できますか?」という相談も、お気軽にお電話ください。
寄付の流れ
① 梱包・準備
お送りいただく品物の状態に合わせ梱包してください。
直接お持ち込みの場合も、移動中の破損を防ぐため適切な梱包をおすすめします。
② 発送または直接お持ち込み
発送の場合
ご自宅への集荷依頼やお近くの配送センターから弊社へお送りください
送料はお客様にご負担をお願いしております
送り状の品名欄には具体的に「衣類」「おもちゃ」などと記載ください
※「寄付品」「不用品」などの記載は運送会社側で書き直しになる場合があります
直接お持ち込みの場合 受付時間内に下記拠点へお越しください。
【リサイクルはまちゃん】
〒573-0102
大阪府枚方市長尾家具町1-7-7
電話:0120-514-420
【リサイクルはまちゃん岡山営業所】
〒709-0855
岡山県岡山市東区瀬戸町沖240-1-101
電話:0120-514-420
【リサイクルはまちゃん千葉営業所】
〒278-0051
千葉県野田市七光台427-12-A-101
電話:0120-514-420
【リサイクルはまちゃん京田辺ヤード】
〒610-0343
京都府京田辺市大住責谷55番地1
電話:0120-514-420
③ 各種支援団体への寄付
孤児院施設等の各種支援団体へ弊社から寄付を行います。
寄付情報については活動報告にて公開致します。
寄付可能な品物について
当店では、様々な不用品を寄付して東南アジアの子供達を笑顔にする取り組みを行っております。
お家にあるいらなくなった不用品を寄付しませんか?
- ゲーム機
- 玩具・ぬいぐるみ
- ベビー用品
- ファッション雑貨
- キッチン用品
- 食器
- カバン・衣類・靴
- 楽器・音響機器
- 釣具
- アウトドア用品
- 工具・農機具
- 家電
- カメラ・電化製品
- 腕時計
- スポーツ用品
- 雑貨・その他
【家具の処分・引き取りをお考えの方へ】
家具の引き取りをご希望の方は、家具の横、正面、机なら上からなど全体がわかるように写真をLINEまたはメールでお送りください。
事前に写真を確認させていただき、引き取りが可能か判断させていただきます。
【家電の処分・寄付をお考えの方へ】
家電は再利用可能なものが多いです。
ただし、冷蔵庫、テレビ、洗濯機については、種類や状態によっては引き取りが難しい場合がございます。
これらの家電の引き取るを希望される場合は、お手数ですが一度お問い合わせください。
※ひどく汚れている・破けているなどの修復不可能な不用品に関しては、寄付できる状態ではないため処分いたします。
海外へ輸出できない不用品については弊社が国内でリユース販売し、
その売上金の一部をワクチン寄付や国内外の各団体等への支援金として活用いたします。
最後に:バザーを通じた社会貢献




学校バザーは、子どもたちと地域のための大切なイベントです。
そして、バザー余剰品の寄付は、そのイベントをさらに意義深いものにします。
「売上で学校を支援する」だけでなく、
「余剰品で他の子どもたちを支援する」
この二重の社会貢献が実現できるのです。
「余った」で終わらせず、「次に繋いだ」に変える。
それは、子どもたちに「助け合いの心」を教える、最高の教材になるはずです。
PTA役員の皆さま、毎年のバザー運営、本当にお疲れさまです。
余剰品の処分という悩みを、社会貢献という喜びに変えるお手伝いを、私たちにさせてください。