活動報告

【保育園・幼稚園向け】卒園シーズン前に知っておきたい!おもちゃ寄付で処分コストを削減

卒園シーズンが近づくと、保育園・幼稚園では大量の整理作業が発生します。

年度末の大掃除、古くなったおもちゃの入れ替え、使わなくなった保育用品の処分。
特に、子どもたちが卒園する3月前後は、一年で最も多くの不用品が出る時期です。

「まだ使えるおもちゃだけど、衛生面を考えると新しいものに替えたい」
「大量の絵本やブロック、どう処分すればいいのか…」
「粗大ごみとして出すには量が多すぎる」
「処分費用が予算を圧迫している」

こうした悩みを抱えている施設担当者の方は多いのではないでしょうか。

実は、保育園・幼稚園から出る不用品の多くは、寄付という形で社会貢献に繋げることができます。
処分費用の削減だけでなく、施設の教育方針として「物を大切にする心」を実践する機会にもなり、
保護者へのアピールポイントにもなります。

今は10月。卒園シーズンまでまだ時間があるこの時期だからこそ、計画的に準備を進めることができます。

今回は、保育園・幼稚園向けに、おもちゃや保育用品の寄付について、具体的な方法とメリットをご紹介します。

\不用品寄付をお考えの方へ/

保育施設から出る不用品の実態

年間で処分されるおもちゃの量

一般的な保育園・幼稚園では、年間で段ボール10〜30箱分のおもちゃや保育用品が不要になると言われています。

主な発生理由

衛生管理のための定期的な入れ替え
破損・劣化による廃棄
新しいカリキュラムに合わせた教材の更新
保護者からの寄贈品の蓄積
卒園児が使っていたものの整理

特に多く出る時期

3月〜4月(卒園・入園シーズン)

卒園児が使っていたロッカーやおもちゃの整理
年度末の大掃除
新入園児を迎える準備での入れ替え

夏休み前後

長期休暇を利用した施設整備
プール用品などシーズン用品の見直し

年末の大掃除

一年の整理として不用品の処分

処分に困る理由

量が多い

個人宅とは比較にならない量のため、通常のごみ収集では対応できません。

処分費用がかかる

専門業者に依頼すると、数万円から十万円以上の費用が発生することも。

分別が大変

材質ごとの分別、可燃・不燃の判断など、職員の負担が大きい。

捨てることへの罪悪感

まだ使えるものを捨てることに、抵抗感がある。

保育施設の処分コストの実態

実際に、おもちゃや保育用品を処分する場合のコストを見てみましょう。

直接的なコスト

不用品回収業者の場合

軽トラック1台分:15,000〜30,000円
2トントラック1台分:30,000〜80,000円
大型トラック1台分:80,000〜150,000円

自治体の粗大ごみ回収

1点あたり:300〜2,000円
大型遊具:3,000〜10,000円
ただし、運搬は自己負担

間接的なコスト

職員の作業時間

仕分け、梱包、運搬作業
業者との打ち合わせ
通常業務への影響

保管スペースの圧迫

処分待ちの物品が倉庫や教室のスペースを占有します。

予算への影響

限られた予算の中で、処分費用は決して小さくありません。
この費用を削減できれば、子どもたちのための教材や設備に回すことができます。

施設がおもちゃ寄付を選ぶメリット

保育施設がおもちゃを寄付することには、多くのメリットがあります。

1. 処分コストの大幅削減

費用比較

業者処分:30,000〜150,000円
寄付(送料のみ):5,000〜20,000円程度

大幅なコスト削減が実現できます。

2. 社会貢献活動としての価値

SDGs教育の実践

目標4:質の高い教育をみんなに
目標12:つくる責任つかう責任

保育方針として「物を大切にする心」を実践できます。

地域・国際貢献

東南アジアの孤児院や、国内の支援施設に、おもちゃが届けられます。

3. 保護者へのアピール

施設の方針として

「物を大切にし、社会に貢献する」という教育方針を、具体的な行動で示せます。

おたよりやホームページで発信

寄付活動を報告することで、保護者の信頼と共感を得られます。

4. 職員の負担軽減

仕分けが簡単

細かい分別が不要で、「使えるもの」をまとめて寄付できます。

処分業者との煩雑なやり取り不要

梱包して送るだけなので、手続きがシンプルです。

5. 環境教育の一環として

子どもたちへの教育効果

「使わなくなったおもちゃが、よその国の子どもたちのところに行くんだよ」という話は、子どもたちの心に響きます。

保育施設から寄付できるもの

保育園・幼稚園にある様々な物品が、寄付の対象となります。

おもちゃ類

ブロック・積み木

レゴブロック
木製積み木
マグネットブロック
パズル

ごっこ遊び用品

おままごとセット
お人形
ぬいぐるみ
ミニカー
電車・プラレール

外遊び用品

ボール(状態の良いもの)
フラフープ
縄跳び
砂場用具

楽器類

タンバリン
カスタネット

木琴・鉄琴

教材・文房具

絵本・図書

絵本
紙芝居
図鑑

文房具

クレヨン(使いかけOK)
色鉛筆
マーカー
画用紙(未使用)
折り紙

教材

フラッシュカード
知育玩具
ひらがなカード

保育用品

生活用品

タオル(未使用または美品)
エプロン
お弁当箱
水筒

収納・整理用品

おもちゃ箱
収納ケース
バスケット

行事用品

季節のイベント用

クリスマス飾り
雛人形の小物
鯉のぼり
ハロウィングッズ

※大型の装飾品は事前にご相談ください

寄付の際の注意点

衛生面の配慮

清掃・洗浄済みであること
消毒可能なものは消毒を
口に入れるおもちゃは特に注意

安全性の確認

破損していないこと
小さな部品が取れそうでないこと
鋭利な部分がないこと

個人情報の除去

園児の名前シールは剥がす
写真や個人情報が付着していないか確認

卒園シーズンに向けた準備スケジュール

今から計画的に準備を進めることで、スムーズな寄付が実現できます。

10月〜11月:計画立案

やること

寄付する方針を施設内で決定
リサイクルはまちゃんに相談・問い合わせ
概算の量や時期を確認

ポイント この時期に方針を決めておくと、年度末の慌ただしさを避けられます。

12月〜1月:仕分け開始

やること

倉庫や保育室の整理を開始
「寄付するもの」を集める場所を確保
職員間で情報共有

ポイント 冬休みや年末の大掃除のタイミングを活用しましょう。

2月:本格的な整理

やること

各クラスから寄付品を集める
種類別の大まかな仕分け
梱包資材(段ボール)の確保

ポイント 卒園式の準備と並行して、計画的に進めます。

3月上旬〜中旬:梱包・発送

やること

段ボールへの梱包
発送または持ち込みの手配

ポイント 卒園式前に完了させると、新年度の準備がスムーズです。

3月下旬〜4月:報告

やること

保護者向けおたより等で寄付活動を報告
次年度の参考として記録を残す

ポイント 活動を可視化することで、施設の評価向上に繋がります。

施設からの大量寄付の進め方

保育施設からの大量寄付は、以下の流れで進めます。

ステップ1:事前相談

まずはお電話を
寄付予定の品物の種類や量、時期をお伝えください。最適な方法をご提案します。

相談内容

おおよその段ボール箱数
大型遊具の有無
希望する発送時期
発送方法(宅配/持ち込み/引き取り)

ステップ2:仕分けと梱包

職員全員で協力 各クラスや保育室から、寄付品を集めます。

大まかな分類で十分

おもちゃ類
絵本類
文房具類
その他

完璧な分類は不要です。

梱包のコツ

重いものは小さい箱に
軽いものは大きい箱でOK
一箱20kg以下を目安に
箱の外側に「おもちゃ」等と記載

ステップ3:発送または持ち込み

宅配便での発送
複数箱ある場合は、一度にまとめて集荷依頼をすると効率的です。送料は施設様のご負担となります。

直接持ち込み
近隣の施設様や、大量の場合は直接お持ち込みも可能です。事前にご連絡ください。

引き取り(要相談)
大量の場合、引き取りも検討できますので、ご相談ください。

発送先・持ち込み先

【リサイクルはまちゃん】
〒573-0102
大阪府枚方市長尾家具町1-7-7
電話:0120-514-420

大阪で不用品寄付をお考えの方は

【リサイクルはまちゃん岡山営業所】
〒709-0855
岡山県岡山市東区瀬戸町沖240-1-101
電話:0120-514-420

岡山で不用品寄付をお考えの方は

【リサイクルはまちゃん千葉営業所】
〒278-0051
千葉県野田市七光台427-12-A-101
電話:0120-514-420

千葉で不用品寄付をお考えの方は

【リサイクルはまちゃん京田辺ヤード】
〒610-0343
京都府京田辺市大住責谷55番地1
電話:0120-514-420

京都で不用品寄付をお考えの方は

寄付後の活用

孤児院施設等の各種支援団体へ弊社から寄付を行います。
寄付情報については活動報告にて公開致します。

特におもちゃは、東南アジアの児童養護施設や、国内の支援施設で、子どもたちの遊びと学びに活用されます。

おもちゃ以外も寄付できます

当店では、様々な不用品を寄付して東南アジアの子供達を笑顔にする取り組みを行っております。
お家にあるいらなくなった不用品を寄付しませんか?

【家具の処分・引き取りをお考えの方へ】

家具の引き取りをご希望の方は、家具の横、正面、机なら上からなど全体がわかるように写真をLINEまたはメールでお送りください。
事前に写真を確認させていただき、引き取りが可能か判断させていただきます。

【家電の処分・寄付をお考えの方へ】

家電は再利用可能なものが多いです。
ただし、冷蔵庫、テレビ、洗濯機については、種類や状態によっては引き取りが難しい場合がございます。
これらの家電の引き取るを希望される場合は、お手数ですが一度お問い合わせください。

>取扱品目を詳しく見る

お送りいただけないもの

海外へ輸出できない不用品については弊社が国内でリユース販売し、
その売上金の一部をワクチン寄付や国内外の各団体等への支援金として活用いたします。

保育施設からのよくある質問

Q: 衛生面は大丈夫ですか?清掃していないおもちゃも送れますか?

A: 必ず清掃・洗浄してからお送りください。寄付先でも再度清掃しますが、基本的な清潔さは保っていただく必要があります。

Q: 卒園式後の3月下旬でも間に合いますか?

A: はい、大丈夫です。ただし、新年度の準備を考えると、3月中旬までに完了されることをおすすめします。

Q: 保護者から寄贈されたものも寄付できますか?

A: はい、施設で管理している物であれば問題ありません。

Q: 園児の名前が書いてあるものは?

A: 名前シールや記名は、できる限り除去してください。消せないものは、そのままでも構いません。

Q: 古い絵本(10年以上前)も寄付できますか?

A: 状態が良ければ問題ありません。破れや汚れがひどいものは避けてください。

Q: 一部が壊れているブロックセットは?

A: パーツが揃っていなくても、使えるパーツがあれば寄付可能です。明らかに壊れた部分だけ除いてください。

Q: 寄付したことを保護者に報告したいのですが?

A: ぜひご報告ください。施設の社会貢献活動として、保護者の皆様にも共感していただけるはずです。

Q: 送料はどのくらいかかりますか?

A: 箱数や発送元により異なりますが、処分費用と比較すると大幅に安くなることがほとんどです。

Q: 毎年定期的に寄付することはできますか?

A: はい、大歓迎です。年間スケジュールに組み込んでいただければ、計画的に進められます。

今から始める準備が、スムーズな卒園シーズンを作る

卒園シーズンは、保育施設にとって一年で最も忙しい時期です。

卒園式の準備、新入園児の受け入れ準備、職員の異動対応…やることは山積みです。そんな慌ただしい時期に、不用品の処分で頭を悩ませるのは避けたいもの。

だからこそ、今から計画を立てることが大切です。

10月の今、寄付という選択肢を検討し、11月に方針を決め、12月から少しずつ準備を進める。そうすれば、3月の慌ただしさの中でも、スムーズに寄付を完了させることができます。

そして、その活動は:

施設の予算を節約し
社会貢献活動として評価され
子どもたちへの教育効果があり
保護者からの信頼を高める

一つの取り組みが、多くのメリットを生み出します。

あなたの施設の大切なおもちゃが、世界のどこかで子どもたちの笑顔を作る。そんな物語の始まりを、今から準備してみませんか?

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